さっぽろ自然調査館・スタッフ紹介
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渡辺 修(わたなべ=おさむ)
wata-os★cho.co.jp(★を@に)
・生年月: 1969年8月 / 経歴: 横浜市出身→北大教育学部教育学専攻修士課程修了→環境調査・コンピュータデザイン会社勤務→さっぽろ自然調査館代表
・環境調査歴21年 技術士〔環境部門(自然環境保全)・建設部門(建設環境)〕
・専門分野・担当:
環境社会学・環境教育学・印刷物編集デザイン・イラスト制作・モデル開発
・所属学会:
日本環境教育学会・環境社会学会・野生生物保護学会・保全生態学研究会
日本森林学会・日本造園学会
・主な論文:
「農村域における野生動物の価値認識と保護・管理政策への意向」「冷温帯針広混交林のギャップ形成パターンが林木種の更新過程に与える影響」「知床半島ツツジ科植物の検索図譜」
このホームページの管理者にして、さっぽろ自然調査館の代表兼営業マン兼イラストレーター兼エディター兼アナリスト兼プログラマーです。「調査館通信」というニュースレターを3年前に創刊し、ごく一部で喜んでいただいておりますが、そのデジタル版が出撃のときを迎えました。これらは、私たちの活動報告の場です。一つ一つは大したものではないかもしれませんが、たまってくれば自然教育にも役立つような一つの体系になることも期待できます。
自然を理解し、楽しみ、残し、共に将来へと生きていくのは、なかなか大変です。むつかしいことを考えなければいけないし、さまざまな技術に長けていなければならない。日本ではアマチュア感覚の強いこのジャンルでプロのお仕事をしていこうと、結成したこのチーム、技術もまだ未熟ですが、応援していただければと思います。自己紹介は「通信1号」から
1969年生まれ。本籍東京、育ちは横浜、現在札幌。横浜市立菊名小学校(菊の御紋)を卒業後、私立麻布中学−高校(とてもエリートなとこ、誰か環境大臣になってくれ)を卒業、北大農学部を卒業できないで、教育学部を卒業したのかどうかよくわからぬまま、大学院修士課程を修了したことにして、現在看板会社に勤務。研究は、小学校のときはファーブルに感心して昆虫をやろうとしたが、中学からは世界史に凝ってマイナーな地域の歴史図表をつくろうと勢い込み、大学に来てからアンケートをとるのが面白いと思い、植物は動かないからスケッチができていいやと思っているうちに、植物の生態調査をするようになり。聞き取り調査は大学3年から、植物画は大学2年から、統計分析は大学1年から、パソコンは中3から、SFは中2から、登山は中1から、折り紙と迷路づくりは小学校から。音楽と図工と体育嫌いは小学校から、英語嫌いは中学から、独逸語嫌いは大学から…… あれっ、俺の高校時代はどこへ?
丹羽真一(にわ=しんいち)niwa★cho.co.jp(★を@に)
・生年月: 1968年7月 / 略歴: 愛知県出身→北大水産学部→帯広畜産大環境畜産学科修士課程→北大低温研博士課程→さっぽろ自然調査館主任技師
・環境調査歴21年 生物分類技能検定1級〔植物部門〕
・専門分野・担当: 繁殖生態学・植生学・植物と動物の相互作用・自然解説講師
・所属学会: 日本林学会・日本生態学会・個体群生態学会・水草研究会
・主な論文: 「一斉開花型低木クロウスゴにおける繁殖フェノロジーのばらつきと雌性繁殖成功との関係」「希少植物ベニバナヤマシャクヤクの生態」「大雪山国立公園自然生態ガイドブック」
北海道の自然にあこがれて、はや10余年。その間、大雪山や知床で登山や野外調査をしてきました。始めのころは自然の中に行くことが楽しみの中心でしたが、この頃は北海道の自然のことを記録に残していくことが重要だと考えるようになりました。これからの目標は「北海道の自然のことならさっぽろ自然調査館に聞け」といわれるようになるよう、広く深く調査・勉強していきたいと思っています。そして、調査で分かったことや勉強したことを、分かりやすく、面白く紹介したいと考えています。
各地で自然の観察会が開かれるようになったことは、多くの人が自然に接する機会を増やしたという意味でとてもよいことだとは思いますが、現在の自然観察会の多くは雰囲気重視にやや偏っていて、参加者の視野を広げるという点では難しいのではないかとわたしは思っています。そのように考え、私たちの観察会では、自然を科学的に捉えるということを一つの目標にして行なっています。
渡辺展之(わたなべ=のぶゆき)
wata-nob★cho.co.jp(★を@に)
・生年月: 1974年1月 / 経歴: 群馬県出身→北大工学部資源開発学科→北大地球環境研修士課程→さっぽろ自然調査館技師
・環境調査歴17年
・専門分野・担当: 森林生態学・河川生態系・調査企画
・所属学会: 日本生態学会・日本景観生態学会
・主な論文:「札内川中流域におけるケショウヤナギ林の形成機構」「知床国立公園における針広混交林の動態シミュレーションモデル」
高校時代に球技スポーツは飽きたしと何気げに入った山岳部。のんびり自然を見て歩けるのかと思いきや規律に厳格な団体行動は厳しく、それを許さなかった(でもなぜか最後まで在籍していた)。北海道にきてから高校時代に残った渇きを満たすために何気げに入った自然系の会で、はじめて自然の見方を知る(もとい教わる)。自ら自然を調査することで、自然の仕組みを見やすい形にするような方法だった(わかる?)。そんな見方は新鮮で面白かった(というかそれしか知らなかった)。以来、この方法のとりこ?になり、それを介した北海道の自然との付き合いを続けている。「何気げ」の漂流は偶然にして今にたどり着いたのかも知れない。
世間には、何気げに(といっても全くのランダムではないけど)自然への関心を持って漂流している人は多いと思う。そうした方々と出会いが会ったときに、ちゃんと引き止められるような満足してもらえるような紹介ソフトを作っていけたらと思っている。