鳥類生態データ構成

 鳥類データの項目構成案です。意見やあったらよいという項目について下記のフォームメールでお寄せ下さい。
 項目によってはすでにかなり分かっていたり、種によって分かっていたり、全然分かっていなかったりと様々だと思いますが、とりあえずこんな項目構成を想定しています。それぞれのカテゴリーの分け方などは考え方や利用目的によって大きく変わってくるため、議論あるところですが、ここでは大まかなタイプ分けをすることを目的としています。
 背景が赤い部分が主に情報を集めていきたい項目です。情報蓄積の意味がありそうなところです。背景が赤い部分が主に情報を集めていきたい項目です。情報蓄積の意味がありそうなところです。「型」は各項目の取り扱い水準を示します。「固定」は変化しない項目、「決定」は情報によってほぼ一意に決まっていく項目、「確率」は情報の蓄積によって徐々に決まるが一位に定まるとは限らない項目です。
 特に鳥類については、「なにを食べているか」情報を集めてみたいと思っています。フードメニューはよく調べられてはいますが、具体的な植物名なども調べていきたいと思っています。
●謝辞...生態情報項目の検討や北海道分布種については道川富美子さん・佐藤ひろみさん(北海道野鳥愛護会)にお世話になりました。また北海道での確認種については以下の文献を参考にしています。
 ・藤巻裕蔵(1998)北海道鳥類目録.帯広畜産大学野生動物観理学研究室.

写真:佐藤ひろみ チゴハヤブサ

項目名 内容(カテゴリー) 例1
種コード 調査館独自コード(科2桁+種2桁+亜種1桁) 固定 02010
和名 その鳥の和名、全角カタカナ 固定 カイツブリ
季節型 北海道での季節型【夏鳥・留鳥・冬鳥・渡鳥】 決定
本州季節型 本州での季節型【夏鳥・留鳥・冬鳥・渡鳥】 決定
オス体長 標準的な雄の体長cm、図鑑などで使われているもの 固定 26
メス体長 標準的な雌の体長cm 固定 26
体重 標準的な体重g データないものは推定含む 決定 20
嘴サイズ くちばしの長さmm 決定 50
利用地 基本的な生息環境一択【水 砂 草 林 広 針】 確率
繁殖 基本的な繁殖場所の環境一択【水 砂 草 林 広 針】 確率
営巣場 具体的な繁殖場所、説明文 確率 水草・ヨシの上
 川
 池
 湾
 砂
 土
 草
 林
 広
 針
 河川・流水
 内陸の止水
 海岸・海水面
 砂洲・自然裸地
 土手・土壁
 草地・草原
 河畔林・疎林
 広葉樹の森林  繁殖する環境に1
 針葉樹の森林  利用する環境に2
確率 2
1
2
0
0
0
0
0
0
採餌対象 基本的な採餌対象【草 水虫 動 陸実 虫 陸動】 確率
ひな餌 ひなに餌として与える対象 確率
 水草
 水昆
 甲殻
 魚
 陸草
 草実
 木実
 昆虫
 環形
 両爬
 鳥類
 動物
 水生植物
 水生昆虫
 甲殻類、貝など
 魚類
 陸生植物の葉・茎・根など
 陸生草本植物の種子
 樹木の果実・種子
 陸生昆虫
 ミミズなど
 両生類・爬虫類
 鳥類       主要採餌対象に1
 ほ乳類小動物   サブの採餌対象に2
確率 2
2
1
1
0
0
0
0
0
0
0
0
つがい 基本つがい様式【一夫一妻 一夫多妻 多夫一妻 乱婚】 確率 1-1
世話 抱卵・育雛をする親の性【FM育雛までする fm抱卵する】 確率 FM
さえずり 繁殖期のさえずり・なわばり宣言【1明確・頻繁 2一時的 9不定】 確率 0
繁殖時期 一般的な繁殖時期【月の範囲】 確率 2-10
繁殖回数 一年における繁殖の回数 確率  
卵数 一回の繁殖における産卵数 確率  
託卵 託卵の有無【1種内 2種外】 決定 0
性的二形 性による色や形の違い【1大きい 2ややあり】 固定 0

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