開催日:2005年9月17日(土)および10月15日(土)
主催: 環境省東北海道地区自然保護事務所
案内人:(株)さっぽろ自然調査館スタッフ
現在、釧路湿原周辺では、失われてしまった自然を取り戻す「自然再生」の取 り組みが始まっています。その一環として、湿原東部にある達古武沼周辺では、 湿原を取り巻く森林を増やそうと試みています。今回の調査体験会は、昨年度に 引き続き、達古武の森林を歩いて、動植物の調査を行ないます。 今回の舞台では、湿原に面したカラマツの人工林を自然の林に戻そうと試みて います。みなさんも、調査と森での作業に参加して「再生」について考えてみま せんか。
◆ 企画1.親木の調査・保護と昆虫調査
開催予定日9月17日(土) 9:00-12:00(昼食あり)
自然の林の姿をとり戻すためには、残された広葉樹の親木を大切にしなければ
なりません。親木の種類や本数を調べます。また、樹皮が動物に食べられてしま
う木には、まわりにアミを巻いて保護します。
そして、昨年は野ネズミについて調べましたが、今回はオサムシなどの甲虫類
を捕獲して、自然林と人工林の比較を行ないます。
◆ 企画2.タネの飛ぶ距離調査と苗づくり
開催予定日10月15日(土)9:00-12:00(昼食あり)
大きな樹木も、最初は小さなタネです。森の中にアミをはって、自然林から落
ちてくるタネを集めます。親木からどこまでタネが飛ぶのか、去年とタネの数が
どう違うかを調べます。
また、集めたタネを持ち帰って、広葉樹の苗を育ててみましょう。
●募集期間:随時(定員になり次第締め切り)
●参加費 :300円(保険料) 昼食実費
●対 象 :各15名(小学生以下は保護者同伴のこと)
●申し込み方法:メールかファクスで次の項目をお知らせ下さい。
参加者氏名・住所・電話番号・生年月日・性別(保険用)
●申し込み先:@環境省東北海道地区自然保護事務所 (担当.田畑)
(FAX 0154-32-7575 メールE-HOKKAIDO@env.go.jp)
Aさっぽろ自然調査館 (担当.渡辺)
(FAX 011-892-5318 メールtakkob@cho.co.jp)